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トマト3つ
今日は大晦日。一年を締める大事な日。
竜ちゃんと私。そしてブエノスで意気投合した同じく山好きの健太郎さんも交えて
大晦日&お正月の買出しへ。
まずはアンヘルモ市場で魚介類。

その次はスーパーで果物や、お酒類、スナック類。

で、トマトだけはスーパーのがあんまり新鮮じゃなかったので屋台で買う。
私達3人は両手にいっぱいの荷物を抱えていて、荷物を道端に置くのも難儀だった
ので屋台のおっちゃんに選んでもらったのをそのままもらって帰ってくる。

よしよし、準備万端!!
…のはずだった。

でも、帰ってきてトマトを見てみると3つの内2つが「これで売り物と言えるのか?」
というようなヒドイ代物だった。残り一つもやけに青い。
トマトの入っているこの黒いビニール袋も曲者だ。
明らかに作為的に選ばれた傷んだトマト…

最初はがっかりした。

そのうち怒りが込み上げてきた。

それから悲しくなった。

この国にこういう人(この屋台のおっちゃん)がいると、いつしか私の心はこの国の
人々を信用しなくなっていくだろう。
そして私の疑惑の心は、この国の人をきっと何かの形で傷つけるのだ。
そして傷つけられた人は…
負の連鎖が生まれてしまう。

泣き寝入りはイヤだったし、あの屋台のおっちゃんに「へっ、うまくやったな」と
思われるのはもっとイヤだった。

私はたった3つ、トータル100円もしないトマトを交換してもらうために、その屋台へ
戻った。負の連鎖がこれ以上広がらないように。

そう願ってはいたけれど、「返品します」と私が言った口調や目に怒りがこもって
しまったのかもしれない。
屋台のおっちゃんがぶつぶつ文句を言っている。
私も思わず日本語で「そもそもこんなモン売ったアンタがいけない!」と怒鳴って
しまった。
こういうマイナスの言葉の応酬は言葉が違っていても、不思議と伝わるものだ。

返品はしてもらったけど、なんだか苦い思いが残ってしまったな。
でも、返しにいったことは間違っていない。
でも、トマトを確認しない私も悪い。

複雑な気持ちで食べた大晦日のトマト。

by ひろこ 
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2008/12/31(Wed) | 世界一周中に思ったこと | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
チロエ島
今、チロエ島の中心カストロという町にいます。
チロエ島はうろこ模様の板壁の家があることで有名。
この島の14の教会がユネスコの世界遺産にも登録されています。

確かに町を散歩すると「うろこ家」たくさんあります。

1227house1.jpg

1227house2.jpg

が。
やはり建築物には興味がない私達にとってはふ~~~~ん。な感じ。

私達がここに来た理由は「うろこ家」ではないのです。
察しの良い方はお気付きかと思いますが、ここはまた海鮮でも有名なところ。
ど~~ん!(海鮮スープ)

1227soup.jpg

ひゃっほ~~(名物クラント)

1227curanto.jpg

毎日魚介類三昧。うひひ。
魚や貝だけでお腹がMucho!!
幸せナリ。

トレッキングはちょっとお休みして、年末年始は食を楽しみます。

by ひろこ 
2008/12/27(Sat) | 20.パタゴニア地域 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
やっとQuellonに到着
夜中の1時に起こされ、港に行くと船が待っていました。
雨が降る中、乗船。

そして朝6時過ぎ無事にQuellonの港へ到着!!

1泊2日で着くところが、3泊4日の長旅となってしまったけど、チリの人々の温かさに触れられたなかなか貴重な時間でした。
※写真は私達に本当によくしてくれたカップルCLAUDIOさんとその彼女LAURAさん。
お世話になりました。Muchas Gracias!!

1222thanks.jpg


そうそう、この座礁は結構オオゴトだったらしく、下船したらアナウンサーとTVカメラマンが待ち構えてました。思いっきりモンゴロイドでこの中では際立って目立つ私達。
案の定、インタビューを受けました。
チリの全土?もしくはこの地方では私達のことがTVで流れていたのかも。(笑)

さぁ、チロエ島では魚介類を飽きるほど食べるぞ~~!!
※この日のお昼さっそく魚を食べました。サーモン、大きいです!!幸せ~♪

1222salmon.jpg


by ひろこ 
2008/12/22(Mon) | 20.パタゴニア地域 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
乗りかかった船 PART2
朝目覚めると昨日よりは随分と海も穏やかになっていた。しかし、どうやら船は座礁してしまったらしい。
※朝焼けと座礁した私達の乗った船

1221ship.jpg


でも、本当にチリの人たちは親切なので英語が出来る人も、出来ない人も私達に色々と逐一報告をしてくれるので、全く不安は感じなかった。これがインドやアフリカの一部の国の出来事でなくて良かった。

朝、またも無料のコーヒーとビスケットが全員に配られて、そして救護の船も来るとのことでライフジャケットも配られる。
※救助を待つ人々。

1221lifejk.jpg

好き勝手に写真を撮ったりはするけれど、本当に協力が必要な場面ではみなキチンと
助け合っているのが印象的でした。

※そして救助

1221help.jpg

私達はいくらでも時間に融通がきくので、「乗りかかった船だ!最後まで見届けよう」と腹を据えていたけれど、用事があって船に乗り込んだであろうチリの人々も全く慌てず、騒がず分別ある態度でした。国民全体の教養が高い証拠です。

そしてMelinkaの町に一時避難。

一旦、船会社のオフィスに荷物を預けて、私達は町散策へ。
オフィスへ戻ると「お~い、JAPONES。こっちだ、こっちだ」と手招きする人が。
なんでも食事と寝る場所を次の出航まで提供すると言っているらしい。

この国はサービスがなんたるか分かっています。
ここがチリで本当によかった。

そんなわけで今日もタダ飯を食べさせてもらっちゃって…御馳走様です。

by ひろこ 
2008/12/21(Sun) | 20.パタゴニア地域 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
乗りかかった船
本来であれば今日の夕方6時頃に目的地であるQuellonに着くということだったけど…
なにやら様子がおかしい。
波も高く、船も揺れに揺れている。
※写真ではイマイチ臨場感がでませんが、海はかなり荒れています。
1220bigwave.jpg


昨日私達を質問攻めにした子供達がまた遊びにきて、話のついでに一番年長のニコラス君が「この船Melinkaに戻るって言ってたよ。」と教えてくれる。え??Melinkaに???

Melinkaはついさっき寄港した港だ。
しかし、船はMelinkaを更に南下し、無人島に到着。というか漂着??した。
結局、この日の夜はこの島に停泊。夕食は無料で皆に配られた。
非常事態なんだなぁ~。

でも、チリの人は根アカというかなんというか…船長が外は波が高くて危ないから外に出るな~。と叫んでいても、そんなことには一向に構わず楽しそうに記念撮影している。ここいらへんが「ラテン」なんだろうと思った。

私達も旅にでてから少々のことでは動じなくなっているので、「まぁ、天候が良くなるまではど~しようもないわな」「夕食がタダで良かったな。」位しか考えずに寝る。

明日はどうなることやら。

by ひろこ 
2008/12/20(Sat) | 20.パタゴニア地域 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
チロエ島へGO!
今日はフェリーでの大移動日。
Puerto Chacabucoという港からチロエ島のQuellonに向けて1泊2日の船旅の始まり~。
それにしてもこのフェリーは観光客向けではなく、ローカルの人々の足となっているようで、乗船している外国人は私達だけ。
※今から乗船!!

1219ferry.jpg

船の上では本を読んだり、スペイン語を勉強したりして過ごす。
…とそこへ3人の子供が物珍しそうに近寄ってきた。

1219cute.jpg

「どこから来たの?」
「名前はなんていうの?」
「いくつ??」
「犬は飼ってる??」
「1.2.3~~を日本語で言ってみて」
などなど質疑応答タイムとなる。

一通り質問が終わると、今度はカードゲームを始めた。
よ~く見ると、そのカードには「ドラゴンボールZ」とプリントされているではないか!

1219dball.jpg

ドラゴンボール好きな竜ちゃんは「おぉっ!」と言って、一枚一枚指差しながら
「これはべジータ。こっちはピッコロ。これがクリリン…」と子供達に語りかける。
しかも、チリ人の彼らにそのまま通じた!こっちでも同じ呼び方をするようだ。
「カメハメハ~~」も通じる。

そういえば、ドラゴンボールはタイでも放送されたし、イスラエル人も知っていた。
日本のアニメ、偉大です!!

by ひろこ 
2008/12/19(Fri) | 20.パタゴニア地域 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
帰還
セロ・カスティージョのトレッキングから無事帰還致しました!!
本当に「帰還」という気持ちです。ちょっと大げさに言うなら「生還」。

なんと私たちは3日目、ロンプラで紹介されている「Alternative Route」を
下りてくる際、道に迷いました。
というか、途中から道がなくなったので道なき道を木や草をかき分けて進みました。
そして野宿。

4日目の朝。
やっとのことでVilla Cerro castilloというトレッキングの終点となる村のバス停に
辿り着きました。
バス停で出会ったイスラエル人3人組もやはり同じルートで「Lost way!」したそう。
その他にもこのルートで迷ったと書かれたHPも発見。
このAlternative Routeを「ルート」として紹介するのは如何なものかと思います。

一時は本当にどうなることかと思って、私は半べそをかいてましたが、2人とも生きて帰ってこれて、またこうしてブログ書いたり、おいしいもの食べたり、笑ったりしています。
あ~、生きてるって素晴らしい!!

写真は私たちが下ってきて道迷いにあった山。
斜度もあり、切り立った崖もあり、足場は滑りやすいしの最悪な場所でした。
このルートもう二度と通りたくありません。
でも、ここを下る以前のトレイルやそこから見える景色は本当にスゴイので、今後ここが整備されることを切に望みます。

by ひろこ 
2008/12/17(Wed) | 20.パタゴニア地域 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
次のトレッキングに備えて
トレッキング中は新鮮な野菜や果物、お肉などが食べられないのでトレッキングに行く前日はできるだけ栄養価の高い豪勢な食事を摂るように心がけています。

そんなわけで今日は丸々一羽を絞めたトリの丸焼きとフレッシュ野菜サラダの夕食。
肉にかじりつく竜ちゃんと鶏肉の匂いに反応してやってきた宿の近所のワンコ。

竜ちゃん「お前にはあげないよ」
犬「…」(←尻尾をふる)
竜ちゃん「だからお前にあげる分はないよ」
犬「…」(←尻尾をふる)
この繰り返しのやりとりが何だか可笑しかったので撮った写真。

1213.jpg


さて、明日から3泊4日でCerro castillo(セロ・カスティージョ)という国立保護区にトレッキングに行ってきます。
Castilloとはスペイン語で「城」、Cerroは「山」という意味。
その名の通りお城のような景観を持つ山々があるそうです。
今度はどんな風景に出会えるのかな?
楽しみです。

by ひろこ 
2008/12/13(Sat) | 20.パタゴニア地域 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
ヒッチハイクでボーダー越え
川原でおバカ2人組を追い払い、川原からちょっと行った先にあるアルゼンチン側ボーダーにやってきました。今日目指すのはチリ側ボーダーの町「Chile Chico」。

Los Antiguosの町で人に尋ねたところ、Chile chicoまでは3キロ。歩いていけるよ!
とのことだったのですが、出国スタンプを押してもらったついでにもう一度イミグレ職員に確認してみると…

「Chile chicoなら15km先だ。なに?歩く??2時間くらいかかるんじゃないか?」とのお返事。

ありゃ~。
トレッキングならそれくらいの距離歩けるけど、車道を歩くのはチトつらい。
と思っていたところ、現われたるは親切なアルゼンチン人御夫婦。
「乗っていくかい?」

もちろん!!!!というわけでヒッチハイクでボーダー越えです。
※写真はチリ側、アルゼンチン側の中間地点。
真ん中のセニョ~ルが私達を乗せてくれたホルヘさん。

128atBorder.jpg


Chile chicoに着いた後も一緒にChile chicoよりもう少し先にあるBahia Jaraという風光明媚な村までドライブ。
Buenos aires湖を眺めていると、ホルヘさんが「この湖の青さと僕たち夫婦のことが君達の心の中に良い思い出としていつまでも残りますように」と言ってくれる。
ジ~~ンとくる言葉です。

chile chico中心部まで戻ってホルヘさん御夫婦にお礼を言ってお別れ。

さて、宿探しをするかと歩いていると、後ろから「あそこに宿がありますよ~。一人4000ペソ」と声をかけてくれた親子に出会う。
なんだか今日は人に助けてもらうことの多い日だな。
(早朝のおバカ2人組は除く)

旅って自分達の力だけじゃなく、色々な心ある人たちの善意で支えられているんだよなぁと改めて感じた日でした。

※本当に気の良いホルヘさん。Muchas Gracias!ありがと~。
128withjorge.jpg


by ひろこ 
2008/12/08(Mon) | 20.パタゴニア地域 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
一寸先は闇
昨夜は暑くもなく寒くもなくテントの中で快眠。
素敵な朝焼けも見れたし、すがすがしい朝だなぁと思っていたのですが…。
※私達がテントを張った川原とテント。

128.jpg


この写真を撮った数十分後、酒のにおいをぷんぷんさせた朝帰りといった感じの若僧2人組が難癖をつけに来るとは…まさに一寸先は闇。

「ここはオレの土地だ。無断でテントを張るとは許せねぇ。金払え!」ときたもんだ。多分…。(ちなみに私が聞き取れたスペイン語は「ここ」、「オレ」、「テント」、「金払え」という言葉だけなので、本当のところは今もって?です。
でも、雰囲気からして当たらずとも遠からずな内容でしょう。きっと)

この土地がこんなアホ面ひっさげた若僧のものであるはずはなし。ましてや私有地の看板もない。

血の気の多い竜ちゃんは「こいつらアホだからほっとけ!おまえらあっち行け」などと日本語でいって、彼らに睨みをきかせている。

私は私で若僧2人よりも竜ちゃんが爆発したら厄介だなぁと思ったので、この若僧2人に対して「ワタシタチ夫婦ハ遠い東洋ノ国カラ遠路遥々やってキマシタ。スペイン語チンプンカンプンデース。」といった感じでトンチンカンな受け答えをし、シラをきり通してお引き取り頂きました。

私達からお金をカツアゲできないと感じた彼ら、最後には自分の身分証明を出して「オレたちは実は警察だ!」(この言動がバカ丸出しであることに彼らは少しも気付いていない)と言ったり、アルゼンチンのお金がないなら「ドルか、ユーロでいい!」と言う始末。とにかく、もうどうにも救いようのないおバカ2人組だったのでした。

間違っても彼らにお金を与えてはいけません。
きっと同じことを繰り返すでしょう。
でも、彼らがチンピラ風を吹かせて近づいてくるということは、もしかすると過去にも同じ手口でお金を巻き上げたことがあったのかもしれません。

いやはや、いくら治安良しとはいえど油断は禁物。

このLos Antiguos町の宿がもう少し増えてくれるといいのにな。ということと、昨日はあんな状況下で仕方なくテントを張ったとはいえ、野宿はできるだけしたくないものだ。と思った出来事でした。

by ひろこ 
2008/12/08(Mon) | 20.パタゴニア地域 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
Ruta40
今日は移動日。

ルート40(Ruta40)を通って、エルチャルテンからLos Antiguosというアルゼンチン側ボーダーの町を目指す。

※ルート40とは?
アルゼンチン側パタゴニア地方の広大なパンパを南北につなぐ(エルカラファテ~バリローチェ間)道路。
雄大な景色が見られることでとても有名。バイク乗りの人などにとってはアメリカのルート66同様、憧れのルートらしい。

127-1.jpg

127-2.jpg

127-3.jpg

確かに良い風景なんだろうけど、長時間見ているとさすがに飽きてくる。
自分の五体を動かして「見に行く」風景には心動かされるけど、
「見せられる」受動的な風景だとやっぱりイマイチ。
贅沢になっちゃったなぁ~と思いつつバスに揺られること12時間。
夜9時過ぎにLos Antiguosに到着。

この時期南部パタゴニアの日没は22時近くで、まだまだ明るいけれど、この町の情報をほとんど何も持っていなかった私達は日没前に宿を見つけようと人に尋ねたり、歩き回ったり…

歩き始めてすぐに見つけたホテルは満員。
「HOSPETAJE」(家族経営の民宿のような宿)の貼り紙がある家もダメ。
Cabana(キャビンのようにキッチン・トイレなどが付いた『一軒家』のような宿)もあるということを聞いて探すも見つからず…。

日没も刻一刻と迫ってきたので、これ以上歩き回るのはやめて、仕方なく町の西はずれにある川原でテントを張ることに。
私有地の看板もないし、川の近くで水も確保できるし、食料も夜遅く到着してスーパーも開いてないことを考慮して買っていたパスタやパン、お米がある。とりあえずご飯を炊いて2人でお茶をすすって就寝。

テントとか寝袋とか持ってなかったら今頃どうしてたかねぇと、愚にもつかないことを竜ちゃんに話しかけたら、竜ちゃんはもうすでに眠っていた。

疲れているんだろうな。
私ももう寝よう。

おやすみなさい。

by ひろこ 
2008/12/07(Sun) | 20.パタゴニア地域 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
ロスグラシアレス国立公園トレッキング④
朝テントサイト近くの川原で水を汲むついでにフィッツロイを拝む。

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今朝は快晴。
雲ひとつかかってない空をフィッツロイが突き刺すように立っている。朝ごはんを済ませたら、また川原まで出て寝袋やマットを乾かしつつ、私も竜ちゃんも寝転がりながらフィッツロイを眺める。
もう寝ても覚めてもフィッツロイだ。

いつまでもゴロゴロ寝てるわけにも行かないので、今日はもう一つのいかつい氷河がある「Piedras Blanca」まで足を伸ばしてみることに。
こちらもまぁなんとド迫力の氷河であることか。

124-2.jpg


氷河から滝ができて、川が流れ、時折氷河の一角が崩れる様子を眺めていたらまたしてもあっという間に時間が過ぎてしまった。

テントサイトに戻ってお昼を食べて、それからまた急登を登ってフィッツロイに会いに行く。恋煩いみたいな状態になっている私達。

何度もしつこく言ってしまうけど、本当にこの山は見飽きない。
いくつもの表情があって、ただ眺めているだけですぐに時間がたってしまう。
今日は昨日よりこの景色を長く見つめていたかったので、おやつも持参した。
飲み物は氷河の湖から汲んだ水。(この国立公園内の水は直接飲用可)
ここで1時間以上過ごしてお腹も心も満腹状態でテントサイトに戻る。

夕飯を食べた後も食器を洗いながら、また川原に座り込んで夕日を飲み込みつつある山々を眺める。

フト私の今までのトレッキングでの行動を振り返る。
こんなにゆっくり・じっくりと腰を据えて一つの場所の移りゆく風景を楽しむことってあっただろうか??

いや、なかった。
どうして今まで次の場所!次の風景!と先を急ぎがちだったんだろう?
足も、心すらも急かしていたような気がする。
見たいと思う対象物(山や川や氷河等)はいつでも私を待っていてくれたというのに。

…と、そんなことを私に気付かせてくれたフィッツロイでした。
もうこれからは急がず、焦らず穏やかな心で自然と対峙できるはず。

124-3.jpg


by ひろこ 
※このロスグラシアレス国立公園(フィッツロイ周辺)で南部パタゴニアトレッキング
は終了です。これから中部パタゴニアを目指して北上していきます。
2008/12/04(Thu) | 21.パタゴニアTrekking | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
ロスグラシアレス国立公園トレッキング③
朝焼けの興奮冷めやらぬままフィッツロイに向けて歩きはじめた私達。

山をひとつ越えてLaguna Hija、Laguna Madreの湖を過ぎたあたりで、きっとフィッツロイの姿が拝めるはず!!と予想をつけていたけれど、何も見えず。
でも、低い雲がかかっているあたりに何か巨大なものがありそうな気がするなぁ…と思っていたら、雲がどんどん動き出して……ついにでた!フィッツロイ!!

123-1.jpg


私達を焦らすような雲の動きでちょっとしか姿を見られなかったけど、想像以上にかっこいいお姿!!
早く近くで見たい!と2人で足早に歩いてこの日の幕営地Campament Poincenoteに一番乗りで到着。
お昼をさっと済ませて、フィッツロイを間近に望めるLaguna des Torresというコースを進む。

急登を登り切ると、どど~~んとフィッツロイが現れた!!
(フィッツロイは先住民に『エルチャルテン』(煙を吐く山)と呼ばれていたそう。
激しい気流が峻険な頂に衝突する様は本当に煙を吐いているように見えます。)

123-2.jpg

更に進むと凍っているLaguna des los torres湖と氷河とフィッツロイ山、
ポインセノット山が一緒にみえるポイントにでる。
そして更にガレている小高い丘を進むと今度はGlaciar Rio Blanco氷河とLaguna Suciaの湖が見えた。
ちょっと進むと湖や氷河という壮大な仕掛けで私達をびっくりさせてくれる。
地図でここいらへんに氷河や湖はあるんだろうなという予測はしていたけど、こんな風に現れるとは…。

123-4.jpg


竜ちゃんも「スゲー、スゲー」と言いながら、あっちへ行ったり、こっちへ来たりと
落ち着かない。前後左右360度大絶景だ!!

風で刻々と趣を変えるこの山々は本当にいくら見ても見飽きるということがない。
特に雲をまとっている姿が最高にかっこいい。
気が付いたらここで1時間もぼーーっと山々、湖、氷河を眺めていた。

123-5.jpg


パイネよりフィッツロイだ!ということで完全に私達2人の意見は一致。

予定を変更して明日もこの場所に来ることにしました。

by ひろこ 
2008/12/03(Wed) | 21.パタゴニアTrekking | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
ロスグラシアレス国立公園トレッキング②
朝、早起きをしてもう一度Cerro Torreを見にきました。
モレーンの丘を登りきると…
123sunrise.jpg


Laguna Torre(湖)が鏡面のようになって、朝焼けの山々を神々しく映していました。
朝の始まりを見るのは、とてもすがすがしい気分になれるので好きです。

「赤ちゃんがお腹にいる期間を俗に『十月十日:とつきとおか』と言うけれど、
朝もまた『十月十日』という字で成り立っているんだよ。
だから朝は毎日毎日『十月十日』を経て新しく生まれているんだよ。」
この風景を前にして、以前ある方から掛けられた言葉を思い出して
厳かで神聖な気分になった私でした。

そうだよな~。
全く同じ日なんてこれまでの人生1日もなかったし、これからもあるはずがない!
その言葉を聞いてから「毎日同じことの繰り返しでツマラン」と思っていた思考が
180度変わって今の私があります。

そんなわけなので2度とない今日を歩くぞ、そして楽しむぞ!!

by ひろこ 
2008/12/03(Wed) | 21.パタゴニアTrekking | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
ロスグラシアレス国立公園トレッキング①
今日目指すのはCerro Torre、Aguja Egger、Cerro Standhardtという山々。
歩き始めは雲が低く垂れ込めていたのですが…
122-1.jpg

122-2.jpg

122-3.jpg


じゃ~~~ん。
歩き進めるうちにドンドン晴れてきました。
この登場感、素晴らしい!!

それだけじゃなかった。
もっと近づくと、こんな風景が私達を迎えてくれました。
山と湖と氷河。
122-4.jpg


1日目にしてこんな風景を見てしまいました。
こりゃスゴイ。
122sleep.jpg


ぽかぽか温かくて気持ちがいいので、この風景を前に昼寝をする私。
贅沢なお昼寝です。


by ひろこ 
2008/12/02(Tue) | 21.パタゴニアTrekking | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
フィッツロイへ
カラファテからエルチャルテンという村にやってきました。
ここはフィッツロイ周辺トレッキングのゲートとなる小さな村。
*ちょっと上から見たチャルテン村の全景。本当に小さいです。

121chalten.jpg


村全体がロスグラシアレス国立公園内にすっぽり収まっているためか、この村に入るすべての旅行者は必ず村入口にあるインフォメーションセンターでトレッキングに関する注意事項や約束事などのレクチャーを5分程受けます。
村には無料のキャンプサイトもあって、本当に公園を中心に成り立っている村という印象。
でも、決して商業的ではなく穏やかで、こじんまりとした良いところです。

ぽかぽかとした春の気候が気持ちよくて、チャルテン村では「宿」ではなく、有料のテントサイトに泊まっている私達。

テントサイトで出会った50代くらいの御夫婦の写真

121oldcuppule.jpg

ヨーロピアンは年をとっても夫婦でトレッキングする方が本当に多いです。
木のベンチにちょこんと仲睦まじく2人で並んで座っている姿が微笑ましい。
私もおばあちゃんになっても山歩きするぞ~!!!!!!!

…と決意を新たにしたところで、明日から4泊5日フィッツロイ周辺トレッキングに行ってきます!!

by ひろこ 
2008/12/01(Mon) | 21.パタゴニアTrekking | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
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