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レジャー事故 (水難と山岳)のこと
先に挙げた、穂高岳の実例だと個人的主観たっぷりなので、ちょっとデータを拝借してみます。

ここでは、遭難や水難の定義はとりあえず脇に置いとくものとします。

警視庁の統計データを基に直近5年間のレジャー事故の内容をまとめてみました。
(画像をクリックすると拡大表示されます。)

レジャー事故

・水難事故より山岳事故の方が多い。
・死者、行方不明者数は水難事故の方が多い。
・水難事故の死亡者のうちで2人に1人は海で水難に遭っている。
・死者、行方不明者数の全体に占める割合は、水難事故は山岳事故の約3倍である。
・山岳事故は長野県が全国で1番多く、遭難者数に対する死亡者数が全国平均より多い。

長野県の山で遭難した場合、死ぬ確率は約21%である。
水難で死ぬ確率は、約50%であり、海に特定すると約26%の確率で死亡する。


ソースは警視庁の以下のリンク(PDFファイル)からです。

平成22年中における水難の概況
平成22年中における山岳遭難の概況

平成21年中における水難の概況
平成21年中における山岳遭難の概況

平成20年中における水難の概要
平成20年中における山岳遭難の概況

平成19年中における水難の概況
平成19年中における山岳遭難の概況

平成18年中における水難の概況
平成18年中における山岳遭難の概況


by Ryuji
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2011/10/12(Wed) | 理屈っぽい話 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
大渋滞の穂高岳
2週間前の9月17日~19日に、涸沢カールを基地として、ひろぴんの学生時代の友人と2泊3日で奥穂高岳に行ってきた。知名度も高いが事故も多い山である。

キムチ鍋が楽しかった♪

写真は → Webアルバムをどうぞ。

奥穂高岳に行く途中、ハシゴの近くで1時間近く”渋滞”待ちをした。
その際、上から数回落石があった。原因は人為的なものである。
これを避けようとして、滑落した人を目の前で見てしまった。
幸い、大きな事故には至らなかった。
この時点で、行くかどうか迷ったがとりあえず行った。

滑落の原因を式にするとこういうことだと思う。

連休 × 快晴 × 山ブーム × 知名度の高い山 × 人が集中する時間帯

その中でも人が集中する時間帯といのがある。
とりあえず明るくなってから起きて、涸沢から穂高岳を目指す。
そうすると特定の時間帯に特定の場所に人が集中する。
そして、渋滞にハマり、身動きが取れない状態で誰かが落とした石が降ってくる。それを避けようとして、滑落してしまう。

それを避ける唯一の方法は、早朝3:00とか4:00から行動開始せよ、ってことだね。今回の穂高岳の混雑ぶりは本当にえげつなかった。

ニュースでは、あまり”人が起こした落石が原因で事故が起きた”とは書かない。お茶の間でニュースを見る人は落石が”自発的”に起きて事故に遭ったのだと、認識してしまう。

アウトドアの事故というとやたらと山がクローズアップされて、遭難扱いされた人がTVの前に出てくると謝罪することが相場となっている。海の場合は謝罪なんかしないじゃん。なんか変だよなぁ。

海でも事故は多いのにな。台風後の海でサーフィンをしてた頃はよく救急車で人が運ばれてし、スキューバダイビングをやってた時期には、人が海底で行方不明になったり、急浮上して口から泡吹いたりというような事故があった。僕自身も水深20数メートルでボンベの残圧が0になって危うく死を過ぎった事もある。

上記のような内容は、大きなニュースになることはない。

それを、ちょっと疲れたから途中で一夜野営したくらいで、大きく遭難扱いにしてしまうニュースの在り方に疑問を抱いてしまう。これでは、お茶の間で大きな誤解を生んでしまう。

何のニュースでもそうだが、単に流されてきた情報を額面通りに受けてばかりだと思考が停止してしまう。

1億人がある限られた範囲の放送・新聞を見て、ある範囲内の思考で折合いをつけてきた時代もあったろうが、今は情報を取捨選択できる時代になった。だからこそ、きちんと情報を見つめる必要がある。

そんなことを思った山行であった。

by Ryuji
2011/10/11(Tue) | 北アルプス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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